2022.07.06 食物栄養学科
新型コロナウイルス感染予防のため「こども料理教室」は中止していましたが、ようやく2年ぶりに開催することができました。
食物栄養学科の2年前期の栄養学実習Ⅰでは、こどもの食育を学ぶため、近隣の幼稚園、保育園のご協力を得て、園児たちに神女の調理実習室へ来てもらい、こどもの料理教室を実施しています。
2022年7月6日・水曜日、神女中山手保育園の18名の園児たちが来てくれました。
今回の料理教室のテーマは、『夏の野菜を知ろう!』で、ねらいは、『様々な夏野菜に触れてもらう』です。献立は、主食「とうもろこしご飯」、主菜「夏野菜と肉団子」、副菜「胡瓜の塩昆布和え」、汁物「豆腐とおくらの味噌汁」です。
この料理教室の特徴は、こども達が自分達だけで料理を作ります。その指導を学生達が栄養士という立場で、指導しながら進めていきます。そのために学生は、まず、食育という観点でテーマを決め、テーマにあった和食の組み合わせ献立を考えます。
非常勤講師の辻 千里氏のご指導を受け、本番までの授業の中で、こども達だけで安全に料理を作れる作り方を考え、試作、リハーサル、前日準備、事前準備を経て、本番のこども料理教室に臨むという流れです。
料理教室当日、園児たちを迎えて始まったオリエンテーションでは、学生が緊張していました。
いざ実習が始まると、こども達一人ひとりに、声掛けしながら、時にはジェスチャーをしながら指導している様子がとても頼もしく、印象的でした。また、自分達で作った料理をおいしそうに食べているこども達の笑顔も印象的でした。