2022.04.06 食物栄養学科
神戸は、我が国で最初にオリーブ樹を栽培し、オリーブオイルの搾油をしたことから、日本のオリーブの発祥の地と言われています。 そこで、食物栄養学科では、2017年より神戸市の「KOBEエコタウン・オリーブプロジェクト」サポート事業に参画し、「神戸deオリーブ ! オリーブの歴史やオリーブ(実・葉・オイル)の効果・効用を学ぼう ! 」を テーマに、こうべ「食育フェア」への参加や、学生と共にオリーブの植樹や収穫体験などを行い、神戸とオリーブについて学びを深めてきました。今回、特定非営利活動法人 神戸オリーブ園主催の 「オリーブ料理オンラインクッキング & レシピコンテスト」に協力し、オンライン形式にて実施することができました。神戸オリーブ園では、都市と農村が交流し、 神戸に「神戸オリーブ園」を復活するとともに、生活の中に「オリーブの愉しみ方、オリーブのある新しいライフスタイル」を提案しています。
第1部では、①オリーブオイルの健康効果について②オリーブオイルの調理科学的な特性について食物栄養学科教員による講義を視聴後、 オリーブを使った料理「カチュッコ」と「タコとフルーツのオリーブマリネ」の作り方をオンラインクッキング形式で紹介しました。参加者は神女大生はじめ、遠くは宮古島、名古屋など遠方からも多数ご参加いただき、 神戸とオリーブの関心の高さを感じることができました。
その後、第2部では、参加者の皆さんの料理レシピコンテストが行われ、こちらも多くの素敵なレシピが届き、家庭での楽しみ方などをご紹介しました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。 食物栄養学科では、栄養士養成校として基礎的な栄養学の知識はもちろんのこと地域のニーズや食文化を大切にし、幅広く活躍できる栄養士の養成を目指していきます。 2023年は、コロナが収束し、神女大の神戸港を一望できる海の見える調理実習室で、オリーブの香りいっぱいの中、対面でのオリーブクッキングができることを願っています。
オンラインクッキングの一部を動画で紹介いたします。