【注意喚起】新型コロナ感染拡大の防止について
2020年11月25日
神戸女子短期大学・神戸女子大学 学長 栗原 伸公
学生・教職員のみなさまへ
今般、国内の新型コロナウイルス感染症の感染状況は、1日当たりの新規感染者が過去最多となるなど、警戒すべき状況となっています。
今冬にかけて再流行が懸念される新型コロナウイルス感染に対し、国・県からは感染リスクが高まる「5つの場面」などの具体的な事例による注意喚起が呼びかけられています。
また、県知事より、東京・大阪など感染拡大地域への不要不急の往来を控えるようメッセージも出されました。
学生・教職員のみなさまに、引き続き基本的な感染防止対策について確認していただくとともに「自分が感染しない」「他の人に感染させない」という意識と行動をお願いいたします。
感染リスクが高まる「5つの場面」
場面 1 飲酒を伴う懇親会等
- 飲酒の影響で気分が高揚すると同時に注意力が低下する。また、聴覚が鈍麻し、大きな声になりやすい。
- 特に敷居などで区切られている狭い空間に、長時間、大人数が滞在すると、感染リスクが高まる。
- また、回し飲みや箸などの共有が感染のリスクを高める。
場面 2 大人数や長時間におよぶ飲食
- 長時間におよぶ飲食、接待に伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて、感染リスクが高まる。
- 大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる。
場面 3 マスクなしでの会話
- マスクなしに近距離で会話することで、飛沫感染やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まる。
- マスクなしでの感染例としては、昼カラオケなどでの事例が確認されている。
- 車やバスで移動する際の車中でも注意が必要。
場面 4 狭い空間での共同生活
- 狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されるため、感染リスクが高まる。
- 寮の部屋やトイレなどの共有部分での感染が疑われる事例が報告されている。
場面 5 居場所の切り替わり
- 仕事での休憩時間に入った時など、居場所が切り替わると、気の緩みや環境の変化により、感染リスクが高まることがある。
- 休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例が確認されている。