以下の方針は、更なる感染拡大、また国・県からの休業要請がある場合など、状況に応じて適時に見直しを行っていきますので、普段からKISSシステムやホームページでの配信情報を確認するよう心がけてください。
学生の皆さんへ
2020年7月30日
神戸女子短期大学・神戸女子大学 学長 栗原 伸公
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、2020年度前期にあっては遠隔授業を原則とした授業を行ってきたところですが、後期からの授業については、感染の拡大防止と皆さんの学修機会確保の両立の観点から、 遠隔授業を併用しながら、最大限の感染防止策を講じたうえで面接授業を再開していくこととします。また、同時に、時々刻々変化する感染状況に基づいた神女短大としての規制強化や緩和に応じて、適宜、 授業実施方法を面接と遠隔の間で円滑に移行できるような備えも図っていくこととします。
緊急事態宣言の解除後、段階的に社会経済活動が緩和され活発化していく一方で、新規感染者は増加傾向にあり、「再度の感染拡大」が懸念されている今、私たちには、自らを感染から守るだけではなく決して周囲に感染させないとの意識を、 一人ひとりがより一層強くもつこと、「with コロナ」時代における「新しい生活様式」を日常生活に取り入れて感染拡大の防止に努めることが求められています。
このような状況を背景に、この度神女短大では、「新型コロナウイルス感染予防のための学生生活におけるガイドライン」を策定し、これに基づいた教育研究活動を行っていくこととしますので、学生の皆さんには、趣旨と内容を十分ご理解のうえ、 単に大学での活動のみならず、日常生活全般においてこれを実践してください。すなわち、大学において行われる感染予防を徹底した面接授業等を通じて「新しい生活様式」を身に着け、皆さん自身の健康はもちろん、家族や友人等、 皆さんの大切な人々の健康を守るように努めてください。
なお、このガイドラインは、今後の感染状況を注視しつつ、国や自治体の動向に応じて、その都度見直しを図っていくこととします。
新型コロナウイルス感染予防のための
学生生活ガイドライン
1.日常生活(休日を含む)における基本的事項
1 )感染予防行動を徹底し、日常生活での「新しい生活様式」を実践しましょう。
2 )万一のために、必ず行動記録をとりましょう。
3 )気になる症状がある場合は、相談・受診しましょう。
4 )受診の結果、感染が確認された場合(感染疑い、濃厚接触者を含む)は、本人または保護者から保健室に連絡してください。
5 )海外渡航は、外務省の危険レベルの如何にかかわらず、当面の間、原則不可とします。
6 )不要な外出は控えましょう。やむを得ず外出する場合は、「3密」の場所(カラオケボックス、飲食店等)や感染防止対策を行っていない店の利用を避けてください。
7 )会食はできるだけ控えましょう。複数人で食事をするときは、屋内外にかかわらず、対面を避ける、会話を控える、食器を共用しないなどの飛沫や接触の防止に心がけましょう。
8 )公共交通機関を利用する場合は、マスクを着用して会話を控えめに、また混んでいる時間帯は避けるよう心がけ、新型コロナウイルスの感染予防対策を実践しましょう。
9 )移動による感染リスクを避けるため、帰省や旅行(特に人口密集地への旅行)などの不要不急の往来は控えましょう。
10 )大学または短期大学のホームページやKISSシステムでの配信内容を日常的に確認し、適時の情報を得ましょう。
2.キャンパス内における対応
1 )キャンパスへの入構に際しては、マスクの着用を義務づけます。
2 )当日朝の体温が37.5℃以上の場合、また、平熱でも感染が疑われる症状があれば、学内に立入れません。
3 )前日夜や当日朝の体温が37℃以上の場合は、学内でこまめに検温し、37.5℃以上あるときは途中で帰宅してください。 ⇒ 保健室に相談しましょう。
4 )入構時に、サーマルカメラによる体温確認をします。
5 )各館入口(または特定教室入口)に消毒液を設置しています。入館(室)時には手指の消毒をしましょう。また、こまめな衛生的手洗い(正しい手の洗い方)を励行しましょう。
6 )「3密」を徹底的に避けましょう。また、ソーシャルディスタンスを確保しましょう。
7 )各教室を利用するときは、2方向以上の一部の窓・扉を常時開放し、換気に努めましょう。
8 )公共交通機関のラッシュアワーを避けた通学を心がけましょう。また、授業や用件が終了したら、速やかに帰宅しましょう。
9 )館内での移動・他者との接触は最低限とし、万一に備え、入構時間や下校時間、立ち寄った場所など、自身の行動記録を必ず残しておきましょう。(例示参照)
10 )「3密」を避けた学修環境の点検のため、事務部スタッフが館内を巡回することがありますので、ご協力をお願いします。
11 )各館においては、施設課スタッフが定期的に館内の清掃と消毒を行いますのでご協力をお願いします。
3.授業での留意事項
1 )授業の教室には、感染防止のための定員(コロナ定員)を設定しています。履修者がこの定員を超える場合は、教室変更や授業実施方法の変更(授業クラスの分割、遠隔授業と面接授業の併用など)を行うことがあります。 詳細は初回授業までに、または必要に応じKISSシステム等により連絡します。
2 )実技科目などの授業科目によっては、接触感染防止の観点から授業計画を変更して行う場合があります。この場合は、シラバスを変更するとともに決定後は速やかにお知らせします。
3 )授業では、指定座席に着席してください。また、十分な換気(少なくとも20分おきに全ての窓・扉を3分間開ける、または必ず2方向以上の一部の窓・扉を常時開放)を行いますのでご協力ください。 ひざ掛けを準備するなどの寒さ対策をとってください。
4 )演習・実験・実習・実技科目については、授業内容に応じた追加の感染防止対策を講じていますので、授業担当教員の指示に従ってください。
5 )基礎疾患があり重症化するリスクが高いなどの理由から、面接授業の受講を希望しない場合は、不利益にならないような配慮を検討します。
4.食堂(含むマーベル)・売店利用時の
留意事項
1 )ソーシャルディスタンス確保や動線確保のため、出入口の分割や床面への表示をしています。
2 )混雑時には、入場制限や利用制限を行います。
3 )入口には消毒液を設置していますので、手指の消毒を行ってください。
4 )利用者とスタッフとの間にフィルムやパーティションを設置し、飛沫や接触を防止しています。
5 )食堂の座席は、一部の椅子を撤去して間隔を空け、対面着席とならないようレイアウトしていますので、定位置からの椅子の移動は控えてください。
6 )食堂や売店内での会話、食事中の会話はできるだけ控えてください。また、利用(滞在)時間の短縮に協力してください。
5.施設・設備(図書館、体育施設、
ライブラリー・コモンズ、その他)の利用
1 )混雑時には、入場制限や利用制限を行います。
2 )図書館、ライブラリー・コモンズ、ラウンジ(サロン、コモンスペース)などにおける座席は、一部の椅子を撤去して間隔を空け、対面着席とならないようレイアウトしています。
3 )図書館の利用の詳細については、各キャンパス図書館のホームページで確認してください。
4 )体育施設は、担当部署に申し出て、所定の手続きをとったうえで利用してください。
6.学生寮での生活
1 )別に定められたマニュアルに沿って、一人ひとりが、「感染させない」「感染しない」という意識を強くもって行動してください。
7.課外活動について
1 )クラブ活動については、別に定められた「課外活動再開に向けての方針について」に沿って、活動再開の条件を満たしたクラブのみに活動が認められます。詳細は、学生課に照会してください。
2 )課外での自主的な諸活動についても、感染拡大防止に留意し、「3密」が予想されるものは絶対に避けた行動をとってください。
8.事務室窓口の利用
1 )事務室の取扱時間に窓口での対面応対をしますが、内容に応じて、予約制やオンラインによる相談受付等を行っています。
2 )利用者と事務スタッフとの間にフィルムやパーティションを設置し、飛沫や接触を防止しています。
3 )窓口でのソーシャルディスタンス確保、動線確保のため、床面へ表示をしています。
9.その他
1 )このガイドラインは、令和2年7月30日から適用します。