2020.11.07 食物栄養学科 西川
食物栄養学科では、近年増加している食物アレルギーに対応できる栄養士養成を目指して2014年度から「食物アレルギー論」を選択科目として開講しています。
2020年11月7日・土曜日にアレルギー専門医で一般社団法人 兵庫小児アレルギー研究会代表、いたやどクリニック院長 木村 彰宏氏による特別講義を実施しました。この授業は選択科目ですが、食物栄養学科1年生の85%が受講しています。
今回は、「食物アナフィラキシーそして食物アナフィラキシーと間違いやすい病気」というテーマで、食物アレルギーの子どもの事例紹介をまじえながら食物アレルギーの現状と治療について分かりやすく講義をしてくださいました。
また、アナフィラキシー時に使用するエピペンの使い方について、マイランEPD合同会社ご協力の下、練習用のエピペンを自分の足に使ってみる体験をして、正しい使い方を学びました。
さらに今回は、使用期限が過ぎた本物のエピペンも準備してくださり、代表者10名がタオルを使って、実際の感覚を味わうことができました。
学生たちの感想は、栄養士として学ばなければならないことについて理解が深まった、エピペンの使い方を体験できたので、実際に使わないといけない場面で慌てずにできる等でした。
学生たちにとって貴重な体験ができ、有意義な時間となりました。木村 彰宏氏にお礼を申し上げます。