2020.02.01 幼児教育学科
いつもサークル活動にご協力いただきまして、ありがとうございます。
2019年度から、神戸市社会福祉協議会「『生駒温子』児童福祉事業助成」の助成を受けて、にこにこママさんサークル立ち上げ事業を開始しました。このサークルは、にこにこクラブにご参加の保護者の方同士が繋がって、「ママさんたちによる親子遊びのつどいを企画・運営して居場所づくりをすること」を目指しています。もちろん、これまでと同様に、幼児教育学科 塚田ゼミとも連携して、地域の子育て家庭にとって居心地の良い居場所をご提供できるように様々な角度から地域貢献活動のあり方を検討していきたいと思っています。
にこにこママさんサークルは、入会手続きが必要です。また、第8回は、2歳児の小さいお友だちにもご参加いただくように活動を工夫いたしました。
今後、サークル活動に興味関心をお持ちいただいたり、入会をご希望の方は、078-303-4744(塚田研究室)にご連絡いただきたくよろしくお願いいたします(不在の場合は、078-303-4700 大学代表へお電話頂き、塚田宛にご伝言と連絡先をお知らせください。後日、こちらから折り返し連絡いたします)。
サークルの第8回目のつどいは、子どもたちと塚田ゼミ生とで、ゆびえのぐなど様々な画材を用いて「はる・なつ・あき・ふゆ」の作品作りと、遅ればせながら書初めに親子でご参加いただきました。
2020年2月1日・土曜日の午前、この日は10名のお子さま方がご参加されました。
第8回は、季節感あふれる作品作りに挑戦です。大きな模造紙を組み合わせて最後は1枚の作品に仕上げたいというゼミ生の思いが子どもたちに届いて一緒に楽しんでくれるかどうか、ワクワクドキドキの開催でした。ゼミ生の案内で保育室に入った後は、まずはいつもの玩具で楽しく過ごし、いよいよ作品作りを呼びかけます。 「今の季節はなんだろう ?」、「ふゆってどんなイメージ ?」、「ふゆの次は何の季節かな ?」といろいろと声を掛けると、みんな、「うーん」と考えて、それぞれの頭の中にイメージが立ち上がっているようです。そのとき学生が「あきといえば ?」「ふゆといえば ?」と誘いかけると、それがきっかけになって、 子どもたちから「ふゆといえば みかん」、「かがみもち」、「ゆき」、「おとしだま」と様々なアイデアが出てきました。そして、それぞれがイメージした冬を表現するために、ゆびえのぐを指や手のひらにつけてペタペタと紙に描いていきます。ゆびえのぐの感触が心地よいと感じるお子さまもいれば、絵の具をストローにつけてぽたぽたと落ちる感覚を楽しむなど、それぞれの楽しみ方を見つけていました。
絵で表現するだけではなく、「冬」「ふゆ」など文字にも興味をもって、描いた季節をひらがなや漢字で表現することにもチャレンジです。書道を得意とするゼミ生の手本をもとに、たくさんの漢字やひらがなを書くことができました。お母さま方も久しぶりに書道で字を書くことに取り組んでいただき「感覚が気持ちいい」と懐かしく思ってくださったようです。親子と学生が共に過ごすことの出きる楽しい一日となりました。
10時30分、保育室が開室します。お子さまたちが遊びに来てくれました。さっそく玩具を出して遊び始めました。
作品作りの下敷きにする新聞紙の感触を楽しんでいます。新聞の記事にも興味が向かっていました。
粘土絵の具も用紙しました。糸のように長く長く伸びる粘土素材に色がついているものです。
指で形をつくりながら画用紙にこすりつけることができるので、立体感のある作品に仕上がります。
いよいよ「はる・なつ・あき・ふゆ」の作品作りです。おねえさんたちの説明を聞いてくれてありがとう。
「はる」は桜のイメージかな ? Kちゃんの小さな手でたくさんの花びらを描いています。
「なつ」はやっぱり青空と海でしょうか。
「ふゆといえば・・しろ」の色を楽しみました。
そこに、みかんのオレンジが加わります。
書道もばっちりです。
仕上げに、学生が「はる」の作品の中央に墨で字を書きました。
最後に1枚の大きな作品に仕上げました。
自分たちの作品も持ち寄って記念撮影です。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。ひとつの作品をみんなで参加して協力して作る喜びを体験できた活動でした。また、さまざまな取り組みにチャレンジしましょう。