2019.8.20 幼児教育学科
いつも「にこにこクラブ」にご参加いただきありがとうございます。
2019年から、神戸市社会福祉協議会「『生駒温子』児童福祉事業助成」の助成を受けて、にこにこママさんサークル立ち上げ事業を開始しました。このサークルは、にこにこクラブにご参加の保護者の方同士が繋がって、「ママさんたちによる親子遊びのつどいを企画・運営して居場所づくりをすること」を目指しています。もちろん、これまでと同様に、幼児教育学科 塚田ゼミとも連携して、地域の子育て家庭にとって居心地の良い居場所をご提供できるように様々な角度から地域貢献活動のあり方を検討していきたいと思っています。
にこにこママさんサークルは、入会手続きが必要です。また、2019年度は、参加のお子様の安全配慮を考えて、3歳児から小学校低学年のお子様を対象に、親子遊びを提供したいと考えています。2020年度以降、サークル活動が軌道にのったところで、0歳児~2歳児の小さいお友だちにもご参加いただける内容に発展していくよう取り組んでまいります。
入会をご希望の方は、078-303-4744(塚田研究室)にご連絡いただきたくよろしくお願いいたします(不在の場合は、078-303-4700 大学代表へお電話頂き、塚田宛にご伝言と連絡先をお知らせください。後日、こちらから折り返しご連絡いたします)。
サークルの第3回目から5回目までのつどいは、サークルの保護者の方たちだけの企画・運営をしていただきました。事前には企画内容の打ち合わせ、保育素材の買い出しや、講師の先生方へのご依頼、当日の保育室の準備や片付けなど、すべてお母さま方による手作りの会になりました。
2019年8月20日・火曜の午後、この日は保護者4名とお子様方がご参加されました。今日はお母さま方のお勉強の日です。講師として川島 君江氏をお迎えしました。川島氏は、神女短大幼児教育学科と同様に、保育者養成校で講師として教鞭をとられています。第4回は親子関係や、夏場の感染症対策についてお話をいただきました。
お母さま方は性格の自己診断や適性を図る心理テストにチャレンジしたり、教育やしつけについて学習的な面から学びのある機会になりました。保護者主催のサークル活動2日目は、学びの多い充実した一日を過ごすことができました。
13時30分、保育室に集合です。さっそくお母さま方は川島氏から講話をいただきました。子どもたちは、今日も自分たちで遊びを見つけて、お母さまと離れても楽しく過ごしています。
川島氏と「エゴグラム」という性格診断テストをしているところです。自分の自覚する性格と、他の方から見た性格の違いが分かったり、子どもに接する時の自分の陥りやすい間違った指摘方法など、新たな気づきをたくさんみつけることができたようです。
ご参加のお母さまからは、講話を聴いて新しいことを知る楽しさ、性格診断で自分を客観的に知ることはとても興味深かったという感想をいただきました。川島氏の講話の中で「子どもをほめるには自分の長所を言えること」というお話がありました。あらためて考えてみると、お母さま自身、自分の長所が思いつかないことに気づかれたそうです。ご自宅に帰って、家族で長所を挙げることを実践されたそうです。今回の講話が日常生活の中で活かされていることが、何より嬉しいことです。こういうお母さま方にとっての学習や学びの機会の大切さを実感する一日でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。