2018.8.26 学園広報
グランフロント大阪北館2階ナレッジキャンピタルThe Lab.において、2018年8月25日・土曜日および8月26日・日曜日に行われた神戸の8大学の合同イベント「大学都市KOBE!発信プロジェクト 神戸8大学の魅力発信」のリレー講座で神戸女子短期大学の食物栄養学科 西川 貴子教授が「神戸と食」という演題で講演しました。このリレー講義は参画した大学が、様々な角度から神戸の魅力を発信することを目的としています。
西川 貴子教授は多国籍で多彩な食文化があふれる神戸と食の関わり、日本で初のオリーブ園がつくられた神戸とオリーブの関わり、「KOBEエコタウン・オリーブプロジェクト」に参加している神女短大の活動を紹介しました。そして、神女短大図書館の所蔵する特別コレクション ターシャ・テューダーの数々の資料と蔵書に、食物栄養学科の立場からターシャの食スタイルにスポットをあて、優れた点、興味深いところについて説明しました。ターシャの食事は栄養バランスが良く、家族と一緒においしく食べていたこと、手間ひまを惜しまず、本物を大事にしていたことなど、食物栄養学科の推進している食育活動に通じるものがあると述べました。
最後に、和食や日本の食文化を大事にして、神戸の多様で豊かな食を上手に取り入れ、新しい料理を創造して、神戸の食を楽しみましょうと呼びかけました。
西川教授の講義の終了後、グランフロント大阪北館3階の「大学都市KOBE!発信プロジェクト」の展示会場で総合生活学科プロジェクト演習の受講生4名による「ターシャ・テューダープロジェクト」のプレゼンテーションを行いました。学生たちは、ポートアイランドキャンパスのターシャの庭を模して造られた中庭を学生にPRする事と、ターシャの名言や生き方を学び、心にゆとりを作ることを目的にこのプロジェクトを開始しました。ターシャについて学ぶ過程で数々の名言に心打たれ、友人や多くの学生にもターシャの言葉で元気になってほしいという思いを込め中庭に名言の看板を設置しました。看板が立てられると写真を撮る学生やSNSに投稿する学生が現れ、ターシャの名言やその存在が広がっていったと報告しました。プレゼンテーションの終了後に、手作りのターシャの名言を書いたしおりを聞きに来ていただいた方に配付し喜ばれました。
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