2018.12.20 学園広報
2018年12月20日・木曜日、幼児教育学科の廣田 周子教授の2年生のゼミ生6名が、学科特別演習Ⅱのピアノ発表会を行いました。
廣田教授のゼミ生は音楽が好きで、演奏の上達を目指し、幼児教育の現場でその技術を活かして、教育に携わることを目標にしています。
学生たちは、2018年4月に独奏用と連弾用の課題曲を決め、練習に励んできました。発表会当日は中川 伸子副学長を始め、教職員、友人約40人の前で練習の成果を発揮しました。
独奏ではそれぞれの学生が、作品のもつ魅力を引き出し自分自身の個性も生かした素晴らしい演奏を披露しました。演奏が終わるたびに盛大な拍手が送られました。
連弾は最初に自分のパートを完成させ、次に一緒に練習をして相手とコミュニケーションを取りながら、二人で力を合わせて曲を仕上げていきます。ピアノ発表会に向けて練習する学生は、神女短大の教育目標の「自立心・対話力・創造性」を体現しているようです。息の合った楽しい音楽を聴かせくれました。
2018年度は初の試みとしてプログラムの最後にわらべうた「だるまさん」を合唱しました。
6人の学生は、わらべうたにユニゾン、カノン、オスティナート、オルガヌムを取り入れた美しいハーモニーで聴く者を魅了しました。学生たちが器楽演奏だけではなく歌うことでも幼児の音楽を楽しみ美しいと感じる心を育むための技能を身につけていることがうかがえました。
このピアノ発表会に先立ち、2018年12月8日・土曜日に学校法人行吉学園の関連施設である神女中山手保育園「きずなDAY」でも園児と保護者の皆さんにピアノ演奏やわらべうたを楽しんでいただきました。
ピアノ発表会プログラム