2019.1.7 学園広報
2018年10月に実施された国家試験、平成30年度宅地建物取引士資格試験に総合生活学科の2年生の学生が合格しました。公表された今回の試験結果によれば、受験者は約21万人、合格者平均年齢は34.9歳、合格率は15.6%でした。
総合生活学科は衣食住に関する幅広い分野から興味のある分野を選択し、得られた知識やスキルが様々な場面で活用でき、自分の新たな可能性に出会えるようにカリキュラムが考えられています。
こちらの学生は、元々住宅に関われる仕事がしたいという希望があり、不動産業界への就職を目指していました。2年生になって早々に不動産会社から内定通知を受け、卒業までに不動産の仕事をするのに必要な宅地建物取引士の資格を取得しようと決意し勉強を始めました。
1年生のときに宅地建物に関する法律などを基礎から学ぶ本保 弘子准教授の授業「宅地建物と法」の単位を取得し、2年生ではオフィスアワーで質問し、より知識を深めました。夏休みには授業担当教員から受験対策の個別指導を受け、本人が卒業後の仕事に役立つ資格を得るために努力した結果、在学中の合格となりました。
学生時代にこの国家資格を取得したことで、住宅に関する知識を今後も増やし卒業後は住宅取引の場でこの資格を活用することを楽しみにしています。