2017.11.12 食物栄養学科 平野
学園祭2日目の2017年11月12日・日曜日に、ポートアイランドキャンパスの神戸女子大学・神戸女子短期大学図書館3階のライブラリー・コモンズで、ターシャ・テューダーの世界特別シンポジウム「ターシャ・テューダーの生き方から学ぶ」を開催しました。
シンポジウムでは、神戸女子短期大学の3学科である総合生活学科、幼児教育学科、食物栄養学科の教員がターシャ・テューダーを研究した成果を発表しました。
総合生活学科の谷山教授は、ターシャ・テューダーの生き方において、神女短大の教育標語と共通する「創造性」と「自立心」を中心に、テューダーの創造性の背景にあるものは何なのかについて考察しました。テューダーは、文学作品、演劇、人形製作やマリオネット劇を通して想像や空想の世界を広げ、イラストレーター・絵本作家として芸術的価値のある作品を創造することを大切にしただけでなく、ライフスタイルにおいても独創性を発揮したことについて研究発表を行いました。
総合生活学科細見准教授は、ターシャ・テューダーのパン作りについて、研究した成果を数枚のパネルにまとめて発表しました。また、ターシャ・テューダーのレシピにしたがってコーンブレッドを焼き展示しました。
また、被服分野担当の古田講師はターシャ・テューダー風の衣裳を製作しました。丈の長いワンピースとゆったりした動きやすいツーピース、布地はどちらも落ち着いた色で、花や葉の小柄模様です。着用してお茶お菓子のサービスをしたのは、総合生活学科の1年生2名です。参加者はターシャの時代を彷彿されていました。
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