2017.8.27 学園広報
2017年8月27日・日曜日に神戸市教育委員会・神戸市立小学校PTA連合会共催で行われた「親子 de 食育『まごわやさしい』を学んで給食を食べよう!」に、神戸女子短期大学食物栄養学科の教員3名と栄養教諭を目指す1年生9名が協力しました。
このイベントは神戸市長田区の「ふたば学舎」で開催され、42組106名の親子が参加しました。
西川 貴子教授は推奨する「まごわやさしい」ま(豆)、ご(ごま)、わ(わかめ・海草)、や(野菜)、さ(魚)、し(しいたけ・きのこ)、い(いも)を取り入れた栄養バランスの取れた食事をテーマとした講演を行い、ファーストフードと和食を例として、栄養面のバランスの違いを示し、多くの食品を食事に取り入れることの大切さを分かりやすく説きました。
会場には神戸市の栄養教諭による「まごわやさしい」を説明し、食に関する知識を深める各ブースが設けられ、食材を選び献立を考えるワークショップも行われました。
食物栄養学科の学生は、箱に入った野菜を当てる「ブラックボックス」と「『まごわやさしい』すごろく」の学生オリジナルのブースを受け持ち、子どもたちが食材に関心をもち楽しく遊んでもらえるように工夫しました。
給食の試食会は、子どもに人気の牛肉のウエスタン風を主菜とした給食で、お父さん、お母さんが小学生のときに食べた給食を思い出して親子の会話も弾んでいました。
神戸女子短期大学の卒業生で神戸市の小学校で栄養教諭として勤務されている先輩2名もスタッフとして参加されており、その活躍ぶりを目の当たりにして、学生たちは食育の実践活動の一端を知ることもでき、学ぶことが多いボランティア活動となりました。
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