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2006年9月29日

神戸女子短期大学学会 平成18年度第一回研究談話会開催

日時:8月1日(火)15:30〜17:00
場所:三宮キャンパス AVホール

昨年および今年度より本学に着任された3名の先生方による就任記念の研究発表講演会会が催されました。
講演では、学長はじめ教職員、学生約50名が先生方の取り組みを熱心に聞き入っていました。講演会後は交流会があり、和やかに終えました。
各先生方の発表要旨です。

「心で育てる食育―幼稚園での取り組み―」  初等教育学科 庄司圭子先生
食育を保育の中心に据えて、今求められる地域社会との交流、自然体験、親子の触れ合いを組み込んでいく実践です。「作って、遊んで、食べて」食する喜びを味わいます。このような活動を積み重ね、人とかかわる力を身に付けます。健やかな心と体が育っていく子どもの姿を捉えました。

「ケアの道」   総合生活学科 黒田しづえ先生
私が看護師として勤務を始めた頃は、高齢化率が7%に達し、日本が高齢化社会の仲間入りをした頃です。この頃より、医療・保健・福祉の連携が言われ、歩みをそろえるように、病院・診療所から、在宅看護そして福祉へと歩んで参りましたが、共通するところとしては、「ケア」ということができます。私が大きな影響を受けた女性に、近代看護の生みの親である、フローレンス・ナイチンゲールと30年以上にわたってナイチンゲールの研究を続けている金井一薫という研究者の存在があります。

「布による癒しの効果について」  総合生活学科 古田貴美子先生
若いひとたち、特に女子大生は衣服を買いに出かけるのが好きだ。服が増える、流行に乗っている、美しく見えるなどの満足感が、心的な癒しにつながる。また、肌ざわりのいい布に触れるだけでも心地よいものである。布はやわらかく、安心な素材なので、子どもにも最適なおもちゃになる。それが大好きなものの形であり、自分のために作られたものであれば、いっそう癒しの効果が上がるのではないだろうか。

 


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